1980年代、アメリカで興ったヒップホップブームと、それに付随するファッションのムーブメントは今のヒップホップファッションにも大きく影響を与えています。
また、当時のラップミュージックやアーティストを、オールドスクールと呼び、カザールはこの時代のトップアーティストのファッションに取り入れられ、愛されるようになってきました。
オールドスクールの典型的ファッションと謳われているのがRUN-DMCのファッションがそれにあたり、adidas(アディダス)のトラックスーツ(ジャージ)やスニーカー、KANGOL(カンゴール)のハットなどの組み合わせが有名です。
そのRUN-DMCはファッションアイテムとしてカザールサングラスを愛用していたという話があります。
このころから、ヒップホップファッションとカザールの結びつきやファッションアイテムの立場が確立されていきました。
その中でもやはり、一番メジャーなアイテムは「カザール 607」です。
80年代にリリースされた「カザール 607」は、オールドスクールのバイブル“Back in The Days”に最も多く登場するアイウエアとして知られ、肉厚のブラック・アセテートとゴールド・メタルによるコンビフレームは、80年代黒人たちのリスペクトアイテムであるとともに、数年前の完全復刻の際には即完売となるなど、その人気は現在も変わることがありません。
同様に1984年にリリースされたカザールのアイウェア「カザール163」もまた、そうした’80年代の黒人たちの重要なリスペクトアイテムでした。
とはいえ、流通量が少なかったこともあり、そのヴィンテージは現在、十数万ものプレミアム価格で取り引きされていました。
当時からオールドスクールのマストアイテムとしてカザールはかなりの人気を博していたことが見て取れます。
その後、それらの商品はオールドスクールの定番アイウェアとして現在は復刻版として販売されています。
ヒップホップファッションはその時代の音楽や文化に影響を受けて変貌していきます。
例えば、フレッシュ・プリンス、キドゥン・プレイ、TLCのレフトアイなどの人気ラッパーたちは、蛍光色などの非常に明るい色使いの服装や、野球帽などの普段着の活用などの流行を作り出しました。
特に、現在のヒップホップファッションの分かりやすい特徴である、オーバーサイズのトップスやパンツに派手な金の装飾は1990年代の中頃にルーツがあります。
1990年代の中頃には、ギャングスタ・ラップがヒップホップの中心的な存在となり、ヒップホップ系ファッションは、路上で暗躍するギャングや収監された犯罪者たちの格好から大きな影響を受けていったようです。
これらは、極太のパンツや黒色の刺青など、現在のヒップホップ系ファッションというと連想されるようなファッションの始まりと言われています。これは、この時期の西海岸におけるチカーノ(メキシコ系アメリカ人)ギャングの文化から派生してきたものとのこと。
また、派手な装飾品はヒップホップファッションでは成功の証として愛用されるようになっていきます。
たとえば、金の重工なネックレスや宝石から歯に装飾を施す金歯などの流行も沸き起こりました。
そこにカザールもアイウェアとして好んで取り入れられていたとことは、納得の組み合わせではないでしょうか。
以来、ミュージシャンもそのファンも、こぞって金や白金や銀の宝石を身に着けるようになったことを、アーティストのBGがそのような現象を「ブリン・ブリン」という曲の中で端的に表現したことは非常に有名です。
どんなファッションから始めればいいか分からない!なんてこともあると思います。
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